故障診断

70-0676
途中で動かなくなった

過電流保護装置が作動していませんか?(異物を噛みこんでいませんか?)

■噛みこみ状態の確認

(1) ディスポーザの投入口から中をのぞいて、中に噛みこんでいるものがないか確認してください。
果物の種や貝殻などの固い生ごみを入れると、噛みこむことがあります。
また、スプーンやフォーク、竹串など誤ってはいってしまった場合にも噛みこんでしまいます。

※目立たない異物でも回転を阻害しますので、必ずサービスレンチを用いて円板が抵抗なく回転できるようにしてください。


(2) 付属のサービスレンチを用意してください。

※付属のサービスレンチをお持ちでない場合は、市販の6ミリの六角レンチでも代用できます。


(3) シンクの下のキャビネットを開けて、ディスポーザ本体を確認してください。

  <キャビネットが開き戸タイプの場合>
 開き戸を開け、ディスポーザを確認してください。

<キャビネットが引き出しタイプの場合>
 引き出しを取りはずしてからディスポーザを確認してください。


(4) ディスポーザ底面の差込み穴にサービスレンチを差込んで左右に回してみて、軽く回るかどうか確認してください。
60度ずつ差し込める角度がありますので適度な角度を探りながら短いほうを差し込んでください。 差し込みの深さは2~3cm程度です。左右に振ってみて軽く回らない場合は、異物などで回転が阻害されていますので、軽く回るようになるまで数回サービスレンチを回してください。
※異物を噛みこんでいる場合は、サービスレンチを回すのに力が要ります。
※サービスレンチが軽く回るようになったら、必ず差込み穴からはずしてください。



(5) 厚手のゴム手袋などをして、ディスポーザの投入口から手を入れ、噛みこんでいた異物を取り出してください。
レンチが抵抗なく手回しできるようになりましたら、次に過電流保護装置のリセット作業を行ってください。

■過電流保護装置のリセットボタンの確認

(1) ディスポーザ本体の底面にある過電流保護装置のリセットボタンが出ていないか確認してください。
リセットボタンが出ている場合は、リセットボタンを押してください。



(2) 安全ふたをセットして、もう一度ディスポーザを運転してください。

※レンチでの作業で手回しの回転時に抵抗感が残る場合や、リセット後の運転で異音や異常な振動、あるいは回転停止の再発が頻繁に起きるような場合は、経年劣化により粉砕機構部の変形が大きくなっていることが原因ですので、早めの買い替え(他社)をご検討お願いします。 粉砕運転が正常にできなくなると排水不良になりシンクの使用ができなくなるなどのリスクがあります。

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