故障診断

70-1917
排水口から水があふれてくる

排水経路が詰まっていませんか?

以下のいずれかが起こっているときにはディスポーザ排出室・排水トラップ・床下排水管のどこかで排水不良状態になっている疑いがあります。
①排水が排水口から逆流する。
②シンクから排水ができない。排水するのに時間がかる。
③運転途中で排水が上がってきてシンクが振動する。
④運転途中なのにスイッチのランプが点滅して止まる(NJE100・NJE200)
⑤運転途中なのにブザーが鳴って止まる(NJE202・NJE210・NJE212NJE500・NJE502・NJE600・NJE601)

問題を解消するためには、排水経路のつまりを掃除するために有効な道具を使います。 QNO.70-0671,70-0674

ラバーカップ 

 真空式パイプクリーナー

<ラバーカップ・真空式パイプクリーナーでキッチン・台所のつまりを解消する方法>
キッチン・台所の排水口がつまったとき、排水を復旧するために以下の4つの工程を試してください。

①水の飛び散り対策をすること
②排水口にラバーカップまたは真空式パイプクリーナーを密着させ、シンクの水位調整をすること
③ゆっくり押して、勢いよく引っ張ること(決して勢いよく押すことはしないでください)
④水を流してみること

①水の飛び散り対策
まずはキッチンの周辺に、ビニールや新聞紙、雑巾などを広く敷き詰めて養生します。
水が飛び散っても掃除しやすくするためです。

②排水口にラバーカップまたは真空式パイプクリーナーを密着させ、水位調整
ラバーカップまたは真空式パイプクリーナーのゴムの底を、排水口に密着させておきます。
つぎに真空状態をつくるために、シンクの水位を調整します。
蛇口から水を出すか、ボウルなどに溜めておいた水をシンクにいれて、ゴムのカップ全体が浸かるくらいまで水位を上げます。

③ゆっくり押して、勢いよく引っ張る
ゆっくりとラバーカップまたは真空式パイプクリーナーのハンドルを押していきましょう。徐々に押し込めなくなるので、限界まで押したら勢いよく引っ張ります。
これを数回繰り返します。

④水を流してみる
水位が減って、排水口から水が流れはじめたら、最終確認です。水を排水口に流してみて、きちんと排水されるか確かめます。
排水がうまく出来るようになれば終了です。

キッチン・台所でラバーカップまたは真空式パイプクリーナーを使うときの注意点
【つまりの原因に注意】
キッチンは食材を扱うので、ゴミ受け皿をとおりぬけてしまった成分がつまってしまうことがあります。
この場合には、今回のように物理的に水と一緒に詰まったものを引き上げることで排水経路ができて解消できますが、
他の原因だったときには効果がないかもしれません。

たとえば、食材が引っかかっているのではなく、積年の油汚れがつまりの原因になっている可能性があります。
その場合、排水管の壁に油脂成分がこびりついているので、ラバーカップや真空パイプクリーナーだけで解消するのは難しいかもしれません。

排水管清掃の業者さんに依頼して掃除することをお勧めします。

お客様の問題は解決されましたでしょうか?
Powered by i-ask
Share

CLOSE